2013年11月18日月曜日

FHトレードフェア2013 その2


FHトレードフェア。市場の売り方提案。

従来のスーパーマーケットやガーデンセンターの花売り場だけでなく、
異業種と思われるような空間にも花を売るチャンスはある、という提案を行っていたのが
新鮮でした。
今年のVillageはスペースを広く取り、今までとは違う切り口の提案が広場の真ん中を
占めていました。


香水とは切っても切れない関係にある、花。
香りの良いバラを置いたら、香水が出来る過程を感じられそう。
ヨーロッパでは普通に見かける、香水や高級化粧品を扱う店で。

ブティックにも花を。
アジサイを着色して、オブジェのように。

ショッピング学、とでも訳すのでしょうか、
それによると、収入の80%は男性が、支出の80%は女性が
担っているのだそうです。
よく分かる、その感覚(笑)。

売り場提案をはっきりと国外に向けた提案。
こちらはイギリス向け。
イギリスは、季節にあった花を好むので、深まる秋を思わせる花の種類や色あわせが中心。

お店の隅には、子供が遊べるコーナー。
花屋さんにも、子供の居場所があります。

ブーケのタグのコードを携帯で読み込むと、
この花がこの先どのように咲いて散っていくのか、
一連の画像が見られます。

 ガーデンセンターの売り場提案。
カートにタブレットを置き、会員No.を打ち込むと、今までの買い物リストが出てきたり、売り場案内の歩き方地図がでてきたり、おすすめ商品が案内されたり。
自分の行動パターンを先読みされているようで
ちょっと落ち着かない気もするけれど。。。
 こちらもガーデンセンター売り場の提案。
食べられる植物(ハーブ)の販売には、
試食コーナーを併設。


画像をアップしたら横向きに。。。どうやったら縦になるの??


 スカンジナビア向けの店舗提案。
寒い国の人たちは、季節先取りを好むので、秋が深まる頃には、一足先に明るい色、春の花をふんだんに売り場に並べます。
また、自分の好みで選べるように、花束の組みあわせが出来るようにしています。
包装紙の種類にも、国民性を出して。



ある鉢物の生産者さん。ブースの上に、「100%自分の力で」とあります。
ここの鉢物はクロックの競りにはかけず、相対など自らの営業力で商品を
売りさばくのだそうです。
どこからでも見える大きなボードは、決意の表れ。
売り先見つからなかったから、競りに出そうか・・なんてしないんですね、これからは。
市場の会員なのにクロックを使わないと公言するのは、凄いです。


0 件のコメント:

コメントを投稿