2017年7月31日月曜日

鉢物も画像競りに

 ロイヤルFHは、鉢物の画像競りを導入する。今週初めに一部の生産者とバイヤーが画像競りの導入に異議を申し立てたが、市場は当初からの計画は変更しない姿勢だ。
 鉢物の画像競りへの移行は、ロイヤルFH2020戦略の一環のひとつで、デジタル化は戦略基準となっている。市場のプレス担当は、「10月4日にアールスメアとナールドヴァイクでスタートする画像競りは、諮問委員会や顧客プラットフォーム、理事会、会員総会との調整をしっかり行った上で決定されたものだ。現在、一部の生産者とバイヤーが従来方法の鉢物競り廃止に異議を申し立てているが、市場は彼らとこの異議申し立てについて一緒に解決方法を探りたいと考えている。そのため、反対グループの4名が「鉢物競りの強化を考える」代表者グループに加わることとなった。8月1日には代表者グループの会合があり、画像素材の品質や陳列ケースの使用方法、衝動買いを誘う代案などについて話し合うことになっている。」と語った。
(2017年7月28日 Bloemisterij
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切り花はすっかりデジタル化され、とうとう鉢物の番が回ってきました。
花店向けに用意したN支所内の競り場は10月1日には閉鎖(6月中旬新聞記事)。
8月1日より、使用画像と届いた商品に相違がある場合は、クレームを入れても良いことになります(7月27日記事)。競りにかかっている商品画像の信頼性を高めるためだそうですが、品目によっては咲くスピードが画像と合わないことあるので、画像に撮影日も記入する試みも行います。

花はモノ。
いけばなに合う花材は、これからもっと生産者さんを探さないと。。。

2 件のコメント:

  1. >花はモノ。

    まぁ、「モノ」には違いないわな(笑)
    規格の揃いにくい山取り品とかは苦しいねぇ。

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    1. 山の無い国なので(笑)。
      規格外のモノは、正式ルートとは別の特注ルートみたいな方法で動くしかないのでしょうね。「この枝ぶりが良いね!」なんて商品は、この流通システムでは想定外なのだと思います。

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